男子テニスのW&Sオープン（アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000）は１７日、シングルス準々決勝が行われ、第２シードのＲ・フェデラー（スイス）が元世界ランク３位のＳ・ワウリンカ（スイス）を6-7 (2-7), 7-6 (8-6), 6-2の逆転で破り、辛くも２０１５年以来３年ぶり８度目のベスト４進出を果たした。

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この日、フェデラーは４度のブレークチャンスを掴むもワウリンカの強打に押されてミスを重ね、タイブレークの末に第１セットを落とす。第２セットも両者一歩も譲らずサービスキープを続け、接戦の末にフェデラーがセットカウント１－１に追いつく。

ファイナルセットは悪天候により一時中断するも、集中を切らさなかったフェデラーが第６・第８ゲームでブレークに成功し、勝利した。

準決勝では、第１１シードのＤ・ゴファン（ベルギー）と対戦する。ゴファンは準々決勝で第４シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）をストレートで下しての勝ち上がり。

一方、敗れたワウリンカは今大会１回戦で第１２シードのＤ・シュワルツマン（アルゼンチン）、２回戦で錦織圭、３回戦でＭ・フチョビッチ（ハンガリー）を破っていた。

同日の準々決勝では第７シードのＭ・チリッチ（クロアチア）と第１０シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）も４強入りした。

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