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錦織圭世代からまた一人、現役引退へ

エヴァンス(2025年)
エヴァンス(2025年)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで元世界ランク21位のD・エヴァンス(イギリス)は11日に自身のSNSを更新し、29日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を最後に現役を引退すると発表した。

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36歳のエヴァンスは、身長175cmとテニス選手としては小柄ながら、鋭いバックハンドスライスを軸にした緩急のあるテニスで相手のリズムを崩す戦術型プレーヤーとして戦ってきた。シングルスではツアー2勝を挙げ、2023年には自己最高となる世界ランク21位を記録。

また、国別対抗戦デビスカップでは2015年の優勝メンバーとしてチームに貢献し、2024年パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)ではA・マレー(イギリス)とペアを組んでダブルスに出場するなど、イギリス代表としても長く国際舞台で戦ってきた。

しかし、今季は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、リトルロック・オープン(アメリカ/リトルロック、ハード、ATPチャレンジャー)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の計3大会に出場したが、いずれも予選1回戦で敗退しており、現在の世界ランクは217位となっている。

そんな中、エヴァンスは自身のSNSを通じて、ウィンブルドン終了後に現役を引退することを発表した。

「信じられないほどの旅のあと、皆さんに個人的なニュースを共有したいと思います。今年のウィンブルドンを最後にプロテニスから引退します」

「このスポーツは僕にすべてを与えてくれました。友情、経験、戦い、そしてつらい日々さえも、振り返れば特別なものでした。プロテニス選手として過ごしたすべての時間を愛してきました。両親、妻、家族へ、あらゆる浮き沈みの中で変わらぬ支えをありがとう。皆さんの支えなしにはここまで来ることはできませんでした」

「長年にわたるすべてのコーチ、トレーナー、フィジオ、スポンサー、そしてチームのメンバーへ。個別に挙げるにはあまりにも多すぎますが、それぞれが私のキャリア形成に関わってくれたことに心から感謝しています」

「デビスカップとオリンピックの両方でイギリス代表として戦えたことは、僕のキャリアの中で最大の栄誉であり、生涯忘れないものです。最後の2大会を良い形で締めくくり、最後の一球まで全力を尽くしたいと思います。応援ありがとう」

男子テニス界では近年、ベテラン選手の引退が相次いでいる。今年1月には元世界ランク3位のM・ラオニッチ(カナダ)が現役生活に終止符を打った。また、元世界ランク3位のS・ワウリンカ(スイス)や元世界ランク4位の錦織圭、元世界ランク6位のG・モンフィス(フランス)、元世界ランク7位のD・ゴファン(ベルギー)、元世界ランク9位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)、元世界ランク39位のM・ククシュキン(カザフスタン)らも今季限りでの引退を表明しており、同世代の選手たちが次々とツアーを離れる流れが加速している。


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