男子テニスで世界ランク576位の
錦織圭は5日、ナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)に向け、同1位の
J・シナー(イタリア)と会場で練習試合を行った。男子プロテニス協会のATPが運営するTennis TV公式アカウントがその様子を公開している。
>>【動画】錦織圭 トロント会場でシナーと練習試合<<>>錦織 圭vsミケルセン 1ポイント速報<<>>錦織 圭、シナーらナショナルバンクOP組合せ<<34歳で元世界ランク4位の錦織は前週のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)に出場。5大会連続5度目のオリンピックとなった同大会はシングルス、
ダニエル太郎と組んだダブルスで初戦敗退。それでも
柴原瑛菜とのペアで臨んだ混合ダブルスでは8強入りした。
その錦織はプロテクトランキング(負傷などで長期離脱した選手の救済措置)を使用し今大会にエントリー。当初は予選から出場する予定だったが
N・ジョコビッチ(セルビア)や
C・アルカラス(スペイン)ら本戦出場者に欠場者が多く出たため本戦入りが決定。
錦織が同大会の本戦に出場するのは3年ぶり9度目で、2016年には最高成績となる準優勝を飾っている。
そして今回、錦織は昨年大会王者の22歳シナーと会場で練習試合を行った。パリオリンピック開幕前にも練習を行った2選手が1セットのプラクティスセットで対戦。
開始から4ゲームを連取された錦織だが鋭いショットを決め第5ゲームでサービスキープ。第8ゲームではブレークチャンスを掴んだものの活かせず、最後は錦織がボールをネットにかけ試合終了。スコアはシナーから6-2となった。
なお、錦織は1回戦で世界ランク55位の
A・ミケルセン(アメリカ)と対戦。同試合は日本時間7日の午前1時30分(現地6日の12時30分)以降の開始を予定している。
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