6月10日から16日にかけ、男子テニスと女子テニスでツアー大会が2大会ずつ開催。各大会の熱戦の中から、5つのスーパープレーを厳選する。
今週は男子テニスでボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)とリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)が、女子テニスでロスシー・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、WTA250)とリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)が開催。この4つの大会の中からスーパープレーを5つ紹介する。
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L・ムセッティ(イタリア) 4-6, 6-1, 1-0ret
A・ブブリク(カザフスタン)ボス・オープン準々決勝
この試合の開始3ポイント目、トリッキーなプレーやユニークな人柄でファンを楽しませることがしばしばあるブブリクが魅せる。ムセッティに前後に揺さぶられたブブリクはコートを縦横無尽に走り回り股抜きショットを駆使し返球。最後は逆にブブリクがムセッティの頭上を抜くショットでポイントを獲得した。
>>【動画】エンターテイナーが魅せる!まるでサーカスのようなプレー!<<●
B・ナカシマ(アメリカ) 6-3, 6-4
R・ガスケ(フランス)ボス・オープン2回戦
この試合の第1セットの第8ゲーム、両者が素晴らしいラリー戦をみせる。激しいストローク戦からナカシマが先に仕掛けるも、ガスケが粘りのプレーでこれをしのぐ展開が続く。最後はナカシマが攻め切りポイントを獲得したものの、ポイントが早く決まりやすい芝コートで両者は約50秒間、実に34ショットのラリーを繰り広げた。
>>【動画】芝コートで32ショット!モンスターラリー<<●
O・ジャバー(チュニジア) 6-2, 6-3
C・オソリオ(コロンビア)ロスシー・オープン1回戦
この試合の第1セットの第6ゲーム、ジャバーが驚異テクニックをみせる。ジャバーはサービスからネット前方に詰めるもオソリオに頭上を抜かれてしまう。このオソリオのショットはベースライン際に落ちる深いショットであったが、ジャバーはこれを猛ダッシュで追いコート最深部から股抜きショットで返球に成功。その後のショットをオソリオに決められたが、観客を大いに沸かせた。
>>【動画】コート最深部から股抜きショット!驚異のテクニック披露!<<●
J・ドレイパー(イギリス) 5-7, 6-4, 7-6 (7-1)
F・ティアフォー(アメリカ)ボス・オープン準々決勝
この試合のファイナルセットの第10ゲーム、ドレイパーが強烈なフォアハンドをみせる。ティアフォーのワイドサービスでコートの外側に追い出されたドレイパーだったがここから体制を立て直しコートの中央へ。3球目をティアフォーに打ち込まれ再びコートの外側へ走らされたドレイパーだったが、ここでコート外側から前に詰めていたティアフォーの横を抜く強烈なパッシングショットを決めてみせた。
>>【動画】コート外側から強烈パッシングショット!スーパープレーでポイント獲得<<●
B・アンドレースク(カナダ) 6-4, 3-6, 7-6 (7-3)
大坂なおみリベマ・オープン準々決勝
この試合のファイナルセットの第1ゲーム、大坂の強力なストロークで左右に走らされたアンドレースク。しかしバックハンド側に振られるとランニングショットでダウンザラインを決めポイントを獲得。これには実況も「素晴らしいテニス!」と大興奮だった。
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