女子テニスの4月1日付WTA世界ランキングが更新され、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)でツアー通算3度目の優勝を果たすとともに「WTA1000」大会初のタイトルを掲げた
D・コリンズ(アメリカ)が前回から31上げて22位に大きくジャンプアップした。
>>【動画】今季引退のコリンズ、マイアミOP初優勝の瞬間<<30歳で元世界ランク7位のコリンズは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)敗退後に2024年シーズンで現役を引退することを発表。その後は2月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)とATXオープン(アメリカ/オースティン、ハード、WTA250)で8強入りした。
そして迎えたマイアミ・オープンでは第30シードの
A・ポタポヴァ、第19シードの
S・シルステア(ルーマニア)、第23シードの
C・ガルシア(フランス)、第14シードの
E・アレクサンドロワらを下し決勝進出。最後は第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)をストレートで破り、自身最大のタイトルを獲得した。
また、世界ランク53位での同大会制覇は、2005年に当時同38位でトロフィーを掲げた
K・クレイステルス(ベルギー)を抜き、最も低い世界ランキングでの優勝に。さらにコリンズにとっては2021年8月のムバダラ・シリコン・バレー・クラシック(アメリカ/サンノゼ、ハード、WTA500)以来 約2年8か月ぶりのトロフィー獲得となった。
この結果、今回の世界ランキング更新でコリンズは31上げて22位に大きくランクアップ。アメリカ勢では世界ランク3位の
C・ガウフ(アメリカ)、同5位の
J・ペグラ(アメリカ)、同18位の
M・キーズ(アメリカ)、同20位の
E・ナヴァッロ(アメリカ)に次ぐ5番手となった。
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