男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は23日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク126位の
D・シャポバロフ(カナダ)が第10シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-2,6-4のストレートで破り、3回戦進出を果たした。
>>大坂vsガルシア 1ポイント速報<<>>メドベージェフ、アルカラスらマイアミOP組合せ<<>>大坂、シフィオンテクらマイアミOP組合せ<<24歳のシャポバロフは昨年中盤からひざの負傷によりツアーを離脱し、今シーズン初めから復帰。今大会にはプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手への救済措置)を使用し出場している。
1回戦で世界ランク75位の
L・ダルデリ(イタリア)をフルセットで下したシャポバロフ。この日、ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。チチパスに1度もブレークポイントを与えないプレーを披露した。
リターンゲームでは8本のサービスエースを決められながらもストローク戦ではミスを重ねるチチパスに対し18度ものブレークポイントを握ったシャポバロフ。そのうち3度をブレークに繋げ1時間43分で完勝し、2年連続5度目の3回戦へ駒を進めた。
3回戦では世界ランク38位の
M・アルナルディ(イタリア)と対戦する。アルナルディは2回戦で第17シードの
A・ブブリク(カザフスタン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
J・シナー(イタリア)や第3シードの
D・メドベージェフ、第7シードの
C・ルード(ノルウェー)らが3回戦へ。一方、第12シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第13シードの
T・ポール(アメリカ)、第21シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らは敗れ、2回戦で姿を消している。
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