男子テニスの中国銀行・香港・テニスオープン(香港/香港、ハード、ATP250)は5日にシングルス準々決勝が行われ、第1シードの
A・ルブレフが第8シードの
A・フィス(フランス)を6-4, 1-6, 6-2のフルセットで下し、ベスト4進出を果たした。この試合でルブレフがフィスにチャレンジを促す場面があった。
>>【動画】ルブレフが相手にチャレンジを促したシーン<<>>ルブレフら香港テニスオープンの組合せ<<26歳で世界ランク5位のルブレフは今大会に第1シードとして出場。自身にとって今シーズンの初戦となった2回戦で同108位の
L・ブロディ(イギリス)をストレートで下し準々決勝に駒を進めた。
準々決勝の第1セット、ルブレフは第3ゲームでブレークポイントを握るとラリー戦を制しこれをものにする。第5ゲームではフォルトと判定されたフィスのサービスのバウンド位置をルブレフが主審に確認し、チャレンジを行わなかったフィスに「チャレンジしなよ!」と促しフィスのチャレンジを成功させた場面もあった。その後、このセットは1ブレークのリードを守ったルブレフが獲得した。
第2セットは19歳にして世界ランク36位につけているフィスに反撃を許し1セットオールとされたものの、ファイナルセットではルブレフが2度のブレークを奪い、1時間52分で4強入りを決めた。
勝利したルブレフは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク183位の
シャン・ジュンチェン(中国)と対戦する。シャンは準々決勝で第3シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
同日には同69位の
E・ルースブオリ(フィンランド)と同43位の
S・オフナー(オーストリア)が準決勝に駒を進めた。
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