女子テニス協会のWTAは19日、元世界ランク1位の
M・ナブラチロワ(アメリカ)から
大坂なおみへの助言を掲載。今年12月の復帰を予定している大坂へ「あまり急がず、ゆっくりやってほしい」と語った。
>>綿貫 陽介、清水 悠太ら横浜慶應CH組合せ<<大坂は昨年9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)2回戦を腹痛のため棄権し、ツアーを離脱。今年1月には妊娠を公表し、7月に出産したことを発表した。
その後、来年1月14日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)出場を明言していたが今月10日、12月31日に開幕するブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)へ出場することを明かしており、叶えば同大会が復帰戦となる。
そして今回、2018年と2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、そして2019年と2021年の全豪オープンと4度の四大大会を制した“女王”の帰還について、シングルス167勝・ダブルス177勝を挙げた元世界1位のナブラチロワは次のように助言した。
「どのような展開になるのか、とても楽しみだわ。休養後、彼女が試合の感覚と自身を取り戻すには時間がかかるだろう。ただ、あまり急がず、ゆっくりやってほしい。3月上旬のインディアンウェルズまでには素晴らしい彼女に戻っていると思う。彼女は2018年にそこでタイトルを獲得した。彼女がトップに戻ってくることは、このスポーツにとって素晴らしいことよ」
ナブラチロワは例年3月に開催されるBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)でベストの状態に戻ると予想しているが、大坂がどのようにステップを踏んでいくか2024年の活躍に注目が集まる。
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