男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク31位の
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を6-3, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たすとともに3回戦進出を決めた。
>>ジョコらパリマスターズ組み合わせ<<9月中旬に行われたデビスカップ ファイナルズのグループステージ(スペイン/バレンシア、室内ハード)以来 約1ヵ月半ぶりの公式戦となるジョコビッチ。10月31日にはダブルス1回戦を戦い勝利していたが、シングルスでは文字通り1ヵ月半ぶりの試合となった。
試合では6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。エチェベリーに1度もブレークを許さないプレーを披露した。リターンゲームではエチェベリーのセカンドサービスからのリターンで勝機を見出し、7度のブレークチャンスを創出し3度ブレークに成功。1時間24分で完勝となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されている。
「うれしいよ。重要なポイントでいいプレーができたと思う。彼(エチェベリー)を不快にさせることができた。コートでの位置を変えて、彼に同じ表情を見せなかったと思う。そのおかげで第1セットはサーブをブレークすることができた。いいところもあれば、リズムを失ったところもあった。でも長い間公式戦に出場していなかったから、少し錆びつくのは普通のことだと思う。とても良くなっている相手にストレートで勝つことができたんだ」
「ATPマスターズ1000」40個目のタイトルを狙うジョコビッチは3回戦で世界ランク23位の
T・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは2回戦で同28位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)や第10シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第11シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第13シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)らが3回戦へ駒を進めた。
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