男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は26日にシングルス2回戦が行われ、第3シードの
A・ルブレフが同46位の
M・アルナルディ(イタリア)を7-5, 6-3のストレートで下し、3年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。また、この勝利により11月の最終戦 Nitto ATPファイナルズ (イタリア/トリノ、室内ハード)の出場権を手にした。
>>望月、錦織ら 兵庫CH【出場選手一覧】<<26歳で世界ランク5位のルブレフが同大会に出場するのは2年連続6度目。2020年大会では決勝で
L・ソネゴ(イタリア)を破り優勝を飾っている。
今大会は1回戦で同39位の
A・ポピリン(オーストラリア)を下し2回戦に進んだ。
迎えた2回戦、ルブレフは21本のウィナーに対しアンフォーストエラーを6本に抑える安定感抜群のプレーを披露。ファーストサービス時には83パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを許さず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークを奪い、1時間26分でアルナルディを退け8強入りを決めた。
ルブレフはこの勝利により、年間の獲得ポイント上位8選手が出場できるシーズン最終戦 Nitto ATPファイナルズの出場を確定させた。ルブレフが同大会に出場するのは4年連続4度目となる。
今季はすでにルブレフの他に、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
C・アルカラス(スペイン)、
D・メドベージェフ、
J・シナー(イタリア)の4選手が出場を決めており、残す出場枠は3つとなった。
男子プロテニス協会のATPは最終戦出場を決めたルブレフのコメントを掲載した。
「素晴らしいニュースだよ。この試合に勝てば(最終戦の)出場が確実になることを知らなかったから、とても嬉しいし素晴らしいニュースだ。楽しみにしているし、今年もNitto ATPファイナルズに参加できることを嬉しく思うよ」
なお、勝利したルブレフは準々決勝で第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは2回戦で同18位の
C・ノリー(イギリス)を下しての勝ち上がり。
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