失格騒動因縁ペア初戦突破

（左から）ブズコバとソリベス=トルモ

画像提供：ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は９日に女子ダブルス１回戦が行われ、Ｍ・ブズコバ（チェコ）/ Ｓ・ソリベス=トルモ（スペイン）組がＬ・ノスコヴァ（チェコ）/ ワン・シユ（中国）組を6-4, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。

＞＞【批判の声が絶えないブズコバのインスタグラム】＜＜

ブズコバとソリベス=トルモは先月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）女子ダブルス３回戦で加藤未唯/ Ａ・スーチャディ（インドネシア）組と対戦したが、試合途中で加藤がボールガールにボールをぶつけてしまい失格となり準々決勝に進んだ。

加藤がボールをぶつけてしまった際にブズコバとソリベス=トルモが審判に執拗に抗議をしたことから、試合後には両者を批判する声も多くあがった。

この失格騒動のほとぼりが冷めぬまま迎えた今大会１回戦の第１セット、ブズコバとソリベス=トルモは相手に１度のブレークを許したものの、リターンゲームでは相手を上回る２度のブレークを果たし先行する。

続く第２セット、両ペア１度ずつブレークを奪い合い迎えた第７ゲームで、ブズコバとソリベス=トルモがこのセット２度目のブレークに成功すると、このリードを守り切り初戦突破を果たした。

勝利したブズコバ/ ソリベス=トルモ組は２回戦で、第１２シードのチャン・ハオチン（台湾）/ チャン・ラティシャ（台湾）組と対戦する。

８日には加藤未唯/ スーチャディ組が一足先に３回戦進出を決めている。今大会は両ペアともに勝ち上がると準決勝で対戦するドローとなっており、因縁の相手との再戦が実現するか注目されている。

なお、ブズコバとソリベス=トルモは女子シングルスにも出場していたが、ブズコバは４回戦で、ソリベス=トルモは２回戦で敗退した。

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