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西岡「逆転できるか不安だった」

西岡良仁
全仏OP1回戦で大逆転勝利を収めた西岡良仁
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日に男子シングルス1回戦が行われ、第27シードの西岡良仁が世界ランク50位のJ・J・ウルフ(アメリカ)を1-6, 3-6, 6-4, 6-3, 6-3の大逆転で破り、2021年以来2年ぶり4度目の初戦突破を果たした。試合後の会見で西岡は「逆転できるのか不安ではありました」と振り返った。

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27歳の西岡が全仏オープンに出場するのは6年連続7度目。昨年は1回戦で敗れており、最高成績は2019年と2020年、2021年に記録した2回戦進出となっている。今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では錦織圭に続く日本人男子2人目、自身初となる四大大会でのシードを獲得しており、今大会は2度目となった。

今大会の1回戦、第1セットの第1ゲームと第3ゲームで西岡は計6度のブレークポイントを逃す。直後の第4ゲームではウルフにラブゲームでブレークを許すと、さらに第6ゲームでもサービスゲームを落とし、先行される。

続く第2セット、勢いに乗るウルフに西岡は第1ゲームでブレークを許す。それでも第4ゲームでこの日初めてのブレークに成功。大きな声で自らを鼓舞した。しかし、その後は10本のウィナーを決められるなどウルフの強打に押された西岡。第6ゲームから4ゲームを連取され、セットカウント0-2と崖っぷちに立たされる。

第3セット、両者キープを続け迎えた第5ゲーム、ウルフが2度のダブルフォルトを犯すなどし西岡が先にブレークに成功。その後これまでのセットでは見られなかったウルフのミスが目立ち、リードを守った西岡が1セットを返す。結局ウルフはこのセット、第1セットと第2セットで9本に抑えていたアンフォーストエラーを22本犯した。

第4セット、西岡は第1ゲームで4度のブレークチャンスを逃したものの、第5ゲームでブレークに成功。このセットも20本のアンフォーストエラーを犯したウルフからさらに2度ブレークを奪い、セットカウント2-2に追いつく。

迎えたファイナルセット、両者2度ずつブレークを奪い合う展開となるも、第8ゲームで3度目のブレークに成功した西岡。3時間22分で勝利し、自身初となる2セットダウンからの逆転勝ちを収めた。

試合後の会見で西岡は「2セットダウンからの逆転は初めてだったので、今まで経験がなかった分、試合の中で逆転できるのか不安ではありました。2セットダウンしてからは割り切ってやっていたので、それは良かったかなと思います。第3セットからは相手のミスも増えていたのでチャンスがあると思いました。最終的にはしっかりゲームメイクして勝ち切れたので良かったと思います」と語った。

勝利した西岡は2回戦で世界ランク68位のM・パーセル(オーストラリア)と対戦する。パーセルは1回戦で同76位のJ・トンプソン(オーストラリア)を7-5, 1-6, 6-4, 6-4で下しての勝ち上がり。

西岡とパーセルがツアー大会で対戦するのは今回が初。チャレンジャー大会では2度対戦しており1勝1敗となっている。直近では2018年の金泉・チャレンジャー(韓国/金泉、ハード、ATPチャレンジャー)準決勝で対戦しており、西岡が6-4, 6-0のストレート勝ちを収めている。

パーセルについて西岡は「彼とは結構前に試合をしました。プレースタイル的に彼はクレーを得意としていないと思いますし、今季あまり出ていない現状、選んでいない理由はそういうことだと思います。一回一回粘っていればチャンスはくると思います」と明かしている。

同日には第4シードのC・ルード(ノルウェー)、第16シードのT・ポール(アメリカ)、第22シードのA・ズベレフ(ドイツ)らが2回戦に駒を進めている。

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