女子テニスのツアー下部大会、W15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/福井、ハード、ITF1.5万ドル)は30日、シングルス決勝が行われ、第8シードの
倉持美穂と第2シードのリー・ヤシュアン(台湾)が対戦。倉持が7-5, 3-0とリードした時点でリーが棄権したため優勝を飾った。
>>西岡vsルブレフ 1ポイント速報<<>>西岡、アルカラスらマドリッドOP組合せ<<前週のW15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/大阪、ハード、ITF1.5万ドル)では決勝進出を果たしたものの20歳の
川口夏実に敗れ、準優勝となった倉持。今大会でも決勝進出を決め、2週連続でタイトルに王手をかけている。
この試合、倉持は第1セットを先取し先行する。続く第2セットでは第1ゲームから3ゲームを連取しリード。しかし、この時点でリーが途中棄権を表明。倉持は今年3月のW15 アンタルヤ(トルコ/アンタルヤ、クレー、ITF)に続きシングルスキャリア2勝目を挙げた。
また、前日の29日にはダブルス決勝が行われており、第3シードのリ・ユーユン(台湾)/ 奥脇莉音ペアが
林恵里奈/
吉岡希紗ペアを3-6, 6-4,[10-8]の逆転で下し優勝。奥脇はシングルス、ダブルスを通じてこれがITFツアー初タイトルとなった。
同大会は
伊達公子、
杉山愛、
神尾米ら元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集って発足した団体「Japan Women’s Tennis Top50 Club(JWT50)」が主催する第2回大会。大東建託株式会社が特別協賛をつとめ、前週は大阪で開催。シングルスでは20歳の川口夏実、ダブルスでは
伊藤あおい/
虫賀心央ペアが優勝している。
なお、6月には吉田記念テニス研修センター(千葉県)で第3回大会が開催される予定。
【JWT50とは】
元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集い、日本のテニス界の未来について話し合い、テニスに携わる次の世代へ、様々な機会を提供していくための組織。この活動を通じて、テニスだけではなく、スポーツ、さらには日本で活動をする企業がグローバル社会において「本気で世界を目指せる」環境づくりの一助を担う目的として発足した。
■理事
伊達公子(元世界4位)、杉山愛(元世界8位)、神尾米(元世界24位)
■会員
浅越しのぶ(元世界21位)、
小畑沙織(元世界39位)、
中村藍子(元世界47位)、長塚京子(元世界28位)、
森上亜希子(元世界41位)、
奈良くるみ(元世界32位)
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