男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は23日にシングルス準々決勝が行われ、第3シードの
D・メドベージェフが世界ランク94位の
C・オコネル(オーストラリア)を6-2, 4-6, 7-5のフルセットで破り、準決勝進出を決めた。
>>メドベージェフら カタールOP組合せ・結果<<>>アルカラスら リオOP組合せ・結果<<世界ランク8位のメドベージェフは前週開催されたABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で今季初、通算16度目のタイトルを獲得した。
今大会は上位4シードが1回戦免除。メドベージェフは2回戦で、予選勝者で世界ランク147位の
L・ブロディ(イギリス)を6-4, 6-3のストレートで破り、準々決勝進出を決めた。一方のオコネルは2回戦で、第5シードで昨年大会覇者の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を3-6, 7-6(7-5), 6-4の逆転で破っての勝ち上がり。
メドベージェフはオコネルに対して、第1セットは1度もブレークチャンスを与えず、自身は2度のブレークに成功して25分で先取する。
第2セットもメドベージェフが主導権を握るかと思われたが、オコネルが開始から3ゲームを連取。メドベージェフは第9ゲームでブレークバックに成功するも、続く第10ゲームをキープできず1セットオールに。
ファイナルセットは両者ともサービスゲームを譲らず終盤を迎えると、第11ゲームでメドベージェフがラブゲームでブレークに成功。サービングフォーザマッチを決めて、1時間59分で勝利を掴んだ。
試合後のメドベージェフのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、勝敗は「小さな瞬間に左右される」と語った。
「第3セットの5-5の時点は、彼のサーブをブレークして次にサーブを打つというラストチャンスだったんだ。かなり良いゲームをすることができたよ」
「彼はそれまで外さなかったショットをいくつか外してしまった、試合の重要な場面で。そのおかげで今日は勝てたんだ」
「すべては小さな瞬間に左右される。時には自信、時には運。僕もこれまで接戦で負けたこともあるし、勝ったこともある」
「その経験を活かして、より良いものにしようと思っているんだ。今日はそれがうまくいって良かったよ」
メドベージェフは準決勝で第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。メドベージェフとオジェ アリアシムは6度目の対戦で、これまでメドベージェフが5戦5勝。直近では前週行われたABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)の準々決勝で対戦し、メドベージェフが6-2, 6-4のストレート勝ちをおさめている。
同日に行われた準々決勝では、世界ランク52位の
J・レヘチカ(チェコ)と同70位の
A・マレー(イギリス)が勝ち上がり、準決勝で対戦する。
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