男子プロテニス協会のATP公式サイトは２０日、今年９月に現役を引退した元世界ランク１位の
Ｒ・フェデラー（スイス）が現役最後の試合で身に着けていたウエアとシューズが国際テニス殿堂に展示されると発表した。
国際テニス殿堂はアメリカのロードアイランド州ニューポートにある世界最大のテニス博物館。今回は９月のレーバーカップ（イギリス/ロンドン、室内ハード）が現役最後の試合になったフェデラーが着用していたサイン入りのウエアと引退にあたってつづられた手紙が展示されている。
国際テニス殿堂の責任者であるトッド・マーティン氏は「国際テニス殿堂へのこの展示物の追加は、彼（フェデラー）のキャリアの最終章にふさわしいトリビュートになる。「ロジャーによる寛大な貸与と、テニスの歴史をそのまま保存するという私たちの使命を評価していただき、大変感謝している。ロジャーの功績、テニス界のすべての人々の手本となったこと、そしてテニスの歴史に捧げたことに祝意を表したい。この展示が数え切れないほどのファンや訪問者にインスピレーションを与えることを、私たちは確信している」とコメントした。
フェデラーは現役最後の試合、
Ｒ・ナダル（スペイン）とペアを組みダブルスに出場。
Ｊ・ソック（アメリカ）/
Ｆ・ティアフォー（アメリカ）組に敗れたものの、世界中のファンを魅了するプレーを披露した。
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