キリオス全米OP初の4回戦へ

ニック・キリオス

画像提供：ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は２日、男子シングルス３回戦が行われ、第２３シードのＮ・キリオス（オーストラリア）が世界ランク８７位のＪ・Ｊ・ウルフ（アメリカ）を6-4, 6-2, 6-3のストレートで破り、大会初の４回戦進出を果たした。

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キリオスが全米オープンに出場するのは９度目で、最高成績は３回戦進出。今大会の１回戦では世界ランク７０位のＴ・コキナキス（オーストラリア）、２回戦では同５０位のＢ・ボンズィ（フランス）を下して勝ち上がりを決めた。

この試合、キリオスは２１本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入ったときに７７パーセントの確率でポイントを獲得。７度のブレークチャンスを握られるも１度もブレークを許さず、リターンゲームでは５度のブレークを奪って１時間５４分で勝利した。

試合後の会見でキリオスは「ストレートで終われたことに本当に満足しているよ。２時間以内に収めたのは良いこと。大会のこの段階では、できるだけフレッシュでありたいものだ。簡単にはいかないからね」と語った。

「僕は勝っても負けても、自分がここまでこれたことを誇りに思う。全米オープンの４回戦でメドベージェフと戦うので、それに向けて頑張っていきたい。世界最高のスタジアムで、世界最高の選手と対戦し、高い報酬を得る、テニスプレーヤーなら誰もが望むところだと思う。楽しみにしているよ」

勝利したキリオスは４回戦で第１シードのＤ・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは３回戦で世界ランク１７４位のウー・イービン（中国）を6-4, 6-2, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第５シードのＣ・ルード（ノルウェー）、第１３シードのＭ・ベレッティーニ（イタリア）、第２７シードのＫ・ハチャノフらが４回戦へ駒を進めている。

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