女子テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は22日、センターコートのフィリップ・シャトリエ コートのオープニングマッチとして第6シードの
O・ジャバー(チュニジア)と世界ランク56位の
M・リネッタ(ポーランド)のシングルス1回戦が行われ、リネッタが3-6, 7-6(7-4), 7-5の逆転勝ちをおさめ、ジャバーは初戦で姿を消した。
>>大坂 なおみvsアニシモワ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみら全仏OP女子組合せ<<世界ランク6位のジャバーは、今月行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)でキャリア2勝目、WTA1000初タイトルを獲得。翌週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)では決勝で女王
I・シフィオンテク(ポーランド)に敗れるも、2週連続でWTA1000の決勝の舞台に勝ち進んでいた。
ジャバーとリネッタは5度目の対戦で、直近ではジャバーが3連勝中。昨年の全仏オープンでは3回戦で対戦し、ジャバーが3-6, 6-0, 6-1で勝利した。
ジャバーは第1セット、3度のブレークに成功してわずか37分で先取する。
第2セット、好調のジャバーがこのまま優勢かと思われたが、互いにサービスキープを続けてタイブレークに突入するとリネッタが3度のミニブレークに成功して1セットオールとする。
ファイナルセット、互いに1度ずつブレークを奪って迎えた第12ゲームのジャバーのサービスゲームで、リネッタは40-0から5ポイントを連取して2時間28分で勝利を手にした。
2年連続で16強入りしていたジャバーは3年ぶりに初戦で敗退。一方のリネッタは2年連続で2回戦に進出した。
大会公式サイトには勝利後のリネッタのコメントが掲載され、「どれだけ難しいかは分かっていた」と語った。
「オンスとは何度もタフな試合をしてきて、昨年は3回戦で負けているので、どれだけ難しいかは分かっていたわ」
「彼女のプレーぶりを見ていたので、集中して1ポイントごとにプレーし、彼女が嫌がるプレーをしなければいけないと思っていた。1ポイント1ポイントを戦うことができたので、満足している」
リネッタは2回戦で、世界ランク59位の
M・トレヴィサン(イタリア)と同111位の
H・ダート(イギリス)の勝者と対戦する。
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