女子テニス協会のWTAは12日に公式サイトで、元世界ランク2位で現在
G・ムグルサ(スペイン)のコーチを務める
C・マルティネス(スペイン)がコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞したことを発表した。
>>【YouTube】200キロ爆速フラットサーブの秘訣は○○の脱力が第一歩【テニス】<<マルティネスは、WTA年間最優秀コーチ賞を女性として初めて受賞した。この賞は、コート上での成功だけでなく、スポーツのアンバサダーとしての役割を果たし、ゲームの最前線にコーチングをもたらしたコーチを表彰するもの。
ムグルサはツイッターで「おめでとうコンチ。男性が占めてきた世界で最高のもの。WTAツアーに女性コーチが増えることを期待している」と投稿した。
これまでの受賞者には、サーシャ・バイン(2018年、
大坂なおみ)、クレイグ・ティツェル(2019年、
A・バーティ(オーストラリア))、ピオトル・シエルツプトウスキ(
I・シフィオンテク(ポーランド))がいる。
マルティネスとムグルサは2017年から2018年にかけてともにツアーを回り、ムグルサは2017年6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で初の四大大会のタイトルを獲得した。
その後両者は関係を解消し、2018年の3月からはサム・スミクがムグルサのコーチとして帯同。マルティネスは
Ka・プリスコバ(チェコ)に帯同し、ツアーに参加していた。
そして、2020年にムグルサとマルティネスは再びパートナーシップを結び、2021年にムグルサのプレーを新たな高みへと導いた。
ムグルサは今年3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)と9月のシカゴ・フォール・テニスクラシック(アメリカ/シカゴ、ハード、WTA500)、10月のWTAファイナルズ・グアダラハラ(メキシコ、室内ハード)で優勝。2017年9月に記録した世界ランク1位まであと一歩の3位まで再浮上している。
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