国別対抗戦のデビスカップ by Rakuten ファイナルズ2021(スペイン/オーストリア/イタリア共同開催)は26日、グループF第1戦が行われ、セルビアがオーストリアを3勝0敗で破って初戦を白星で飾った。
>>デビスカップの組み合わせ<< >>【YouTube】苦手な片手バックハンド高い打点を克服、利き腕と逆側がコツ??<<シングルス2試合とダブルス1試合で争われるこの大会。18カ国が3カ国ずつ6グループに別れリーグ戦が行われ、各組上位1チームと2位チームの中から成績上位2カ国の計8カ国が準々決勝に進出し、決勝トーナメントを戦う。
グループFにはセルビア、オーストリアのほかにドイツも所属。26日には第1戦としてセルビアvsオーストリアが組まれた。
第1試合では世界ランク33位の
D・ラヨビッチ(セルビア)が同287位の
G・メルツァー(オーストリア)を7-6 (7-5),3-6,7-5のフルセットで下し先勝したセルビアは第2試合に同1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が登場し同118位の
D・ノヴァーク(オーストリア)と対戦した。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に85パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどノヴァークにブレークチャンスを与えないプレーを披露。リターンゲームでは5度のブレークチャンスを創出しそのうち3度成功して、6-3,6-2のストレート勝ちをおさめた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されている。
「セルビアのためにプレーできるのは素晴らしいこと。僕らは個人競技で戦っているが、僕は自分の国のために戦うことは好きだし彼らがもし僕を必要としているなら迷わず戦う。今年は長い1年になるけど国のためにプレーすることで特別なモチベーションを得ることができているよ」
先に2勝おさめたセルビアは、第3試合のダブルスでもN・カシッチ(セルビア)/
F・クライノビッチ(セルビア)組がO・マラチ(オーストリア)/ P・オズワルド(オーストリア)組を7-6 (7-4),4-6,6-3のフルセットで撃破。3勝0敗として第1戦を終了した。
グループFの第2戦は27日にセルビアvsドイツが組まれている。
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