テニス専門サイトtennis365.netが今年7月にクラウドファンディングで公開した、伸縮式シングルスポール(シングルススティック)「スマートシングルスポール」が10月に製品化し、国内最大のテニス専門店「ウインザーラケットショップ」の全店舗およびオンラインショップで販売を開始した。
>>ウインザーラケットショップはこちら<<【シングルスポール(スティック)とは】
シングルスをプレーする際に、シングルスのサイドラインから外側91.4センチの位置にシングルスポールを設置することで、規定のネットの高さになる。
また91.4cmはセンターベルト部の高さと同じであり、シングルスポールに刻まれたラインに合わせることで、正しい高さとなる。
【開発の背景、目的】
シングルスポールの使用はルールで定められているため、大会では必ず設置されるものの、ジュニアや一般プレーヤーの練習時においては設置しない場面があるため、その解決策として本製品は開発された。
わずか数センチの差ではあるが、「試合と同じ条件で練習をする」環境作りを目的としており、「施設で借りられない」、「借りるのが面倒」、「遠征先に無かった」などの理由を解消する。
シングルスポールに関するアンケート調査(tennis365.net)
収納時は全長37センチに縮められ、重量は1本あたり約275グラムの軽量設計のため、バックパックやラケットバッグに収納して持ち運ぶことが可能。
この携帯性と、コートに設置した際の安定性や長時間の使用やボールが直撃することも考慮した耐久性を実現するため、株式会社シナノ(長野県佐久市)で設計および製造が行われた。
大正8年(1919年)創業の同社はスキーのストックやトレッキングのポール、杖等の製造メーカー。ポールやアルミの加工技術に長けており、同社の技術力により「スマート シングルスポール」は製品化に至った。
>>動画で解説:スマートシングルスポール<<>>ウインザーラケットショップはこちら<<■おすすめコンテンツ
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