男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク58位の
D・ケプファー(ドイツ)が同144位の
A・マレー(イギリス)を6-4, 5-7, 7-6 (11-9)のフルセットで破り、2回戦進出を果たした。
>>ジョコビッチら パリ・マスターズ組み合わせ<<ラッキールーザーとして本戦入りしたケプファーはこの試合、ファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得する。ファイナルセットではマレーに7本のマッチポイントを握られて崖っぷちとなるもしのぎ、タイブレークを制して3時間1分の死闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでケプファーのコメントを掲載し「信じられないような展開だった。第2セットでは、5-4からのサーブで勝負が決まったと思っていた」と振り返った。
「彼(マレー)と対戦するのは大変だ。彼は非常に多くの球種を持っているし、信じられないほどの粘り強い。そのことはわかっていたので準備はできていたし、乗り切れたことをうれしく思う」
2回戦では第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と世界ランク66位の
G・マジェル(イタリア)のどちらかと対戦する。
同日には第10シードの
C・ノリー(イギリス)、第12シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、世界ランク34位の
D・ラヨビッチ(セルビア)、同36位の
A・ブブリク(カザフスタン)、同39位の
S・コルダ(アメリカ)、同40位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)が2回戦に駒を進めている。
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