大坂 自身を「受け入れる」

大坂自身を「受け入れる」

大坂なおみ

画像提供：ゲッティイメージズ

３０日から開幕する全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）に第３シードで出場する大坂なおみは２９日にツイッターで、自身の思いとこれからの考え方について明かした。

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大坂は「今年を振り返ってみました。私が感じたサポートは、これまでとは比べられないほどのもので、心から感謝しています」と感謝の言葉をつづった。

「最近は自分が感じている気持ちがなぜ起こるのかを考えて、見つけた理由の１つに、内心自分では十分ではないということがありました。自分自身によく頑張ったと労ったことはなく、代わりに自分は下手でもっとうまくやらなければならないと言い聞かせていました」

「過去に私のことを謙虚だと言ってくれた人たちがいましたが、私自身がそれについて深く思い返すと、自分自身を受け入れていることはありませんでした。何か新しい機会をいただいたときに毎回最初に思っていたのが『なぜ私なの』というものでした」

「私が言いたいことは、これからはもっと自分の達成を祝福したり受け入れたりしていきたいということです。そしてそれは私だけでなく、皆さんもするべきです。朝起きて何かを後回しにすることなくこなせたら、もうあなたはチャンピオンです。仕事で何かを成し遂げてそれを自慢することができたら、あなたはレジェンドです」

「あなたの人生はあなたのもので、他人の基準に自分の価値を当てはめてはいけません。私は自分の心をできるだけ全てのことに捧げてきたつもりです。それでも十分ではないときは謝りますが、私はそのような期待をプレッシャーとして抱えることはもうありません。世界中で起こっていること全部を観ていると、朝起きるだけで勝者になれた気がします。私はこれからそのように進みます」

大坂は２年連続３度目の優勝を狙う全米オープンの１回戦で、世界ランク８７位のＭ・ブズコバ（チェコ）と対戦する。

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