テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は11日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
R・ナダル(スペイン)を3-6, 6-3, 7-6 (7-4), 6-2の逆転で下して2年連続6度目の決勝進出を果たし、2016年以来5年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。
>>ジョコvsチチパス 1ポイント速報<<>>全仏OP対戦表<<フランスでは新型コロナウイルス感染防止により外出制限時間が23時に定めらており、この日は第3セットを終えた時点で現地の時刻が22時40分頃を回っていた。
しかし「許可が出たことにより、観戦は最後まで許される」とアナウンスが流れたため、観客は4時間11分の激闘を見届けることができた。
会見でジョコビッチは「大きな声援がおくられていた。23時以降の外出禁止令がなかったことは、とてもうれしい。観客は会場にいることが許された」と語った。
この日ジョコビッチは、全仏オープンで13度の優勝を誇るナダルに対して序盤ミスを連発。しかしセットカウント1-1に追いつくと、壮絶なラリーが繰り広げられた第3セットをタイブレークの末に取り勝利へ王手をかける。
第4セットは第1ゲームでナダルにブレークを許すも第3ゲームから6ゲームを連取し、戦いに終止符を打った。
決勝でジョコビッチは、第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準決勝で第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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