男子テニスのオープン・パルク（フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250）は１９日、シングルス１回戦が行われ、第６シードのＪ・シナー（イタリア）が世界ランク２５位のＡ・カラツェフを0-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たした。

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シナーはこの試合、１３本ブレークチャンスを与えたものの、そのうち９本を防ぐ粘りを見せる。リターンゲームでは３度のブレークに成功し、２時間３３分で今季ツアー２１勝目をあげた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシナーのコメントを掲載した。３月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、ATP500）ではカラツェフにフルセットで敗れていたため、この試合で雪辱を果たしたかたちとなった。

「大変だった。彼（カラツェフ）は素晴らしい選手で、特に今年は大きな結果を残している。今日は後ろに下げさせて勝てたことがうれしい。アスラン（カラツェフ）の早いスタートから挽回するためには、観客の応援があったほうがいいに決まっている」

２回戦では、世界ランク１２５位のＡ・ランデルクネク（フランス）と対戦する。ランデルクネクは１回戦で同１０１位のＭ・イメル（スウェーデン）をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には２回戦が行われており、第８シードのＫ・ハチャノフや世界ランク８８位のＬ・ムセッティ（イタリア）が準々決勝へ駒を進めた。

一方で、第４シードのＤ・ゴファン（ベルギー）、世界ランク６５位のＳ・コルダ（アメリカ）は２回戦で姿を消した。

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