男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は18日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク41位の
錦織圭は同81位の
L・ハリス(南アフリカ)に1-6,6-3,3-6のフルセットで敗れ、2019年のバルセロナ・オープン(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)以来 約1年11カ月ぶりのツアーベスト4進出とはならなかった。
>>ルブレフらドバイ対戦表<<初の対戦となったこの試合、錦織はストローク戦でハリスに押し込まれ第2ゲームでブレークを許す苦しい立ち上がり。第4ゲームではボレーのミスもあり5ゲームを連取される。リターンゲームではハリスの強烈なサービスに対応できずファーストサービスが入ったとき89パーセントの高い確率でポイントを獲得され第1セットを落とす。
第2セットではバックハンドのダウンザラインなどを決めた錦織が第2ゲームでこの試合初のブレークに成功。その後もダブルフォルトを犯したハリスを攻め立て第4ゲームでもブレークし第1セットとは真逆の展開となる。第5ゲームでは1度ブレークバックを許したものの、ファーストサービスが入ったときに75パーセントの高い確率でポイントを獲得した錦織がセットカウント1−1に追いついた。
ファイナルセットでは互いのサービスゲームのキープが続くなか、バックハンドのパッシングショットを決められるなどハリスに攻め込まれ第8ゲームで先にブレークを許した錦織。その後もサービスを武器に押し込むハリスからブレークバックをすることができずに力尽きた。
大会初の4強入りを決めた24歳のハリスは準決勝で、第3シードの
D・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは準々決勝で世界ランク53位の
J・シャルディ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク42位の
A・カラツェフが4強へ駒を進めている。
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