男子テニスのエルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500）は３１日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク４２位のＬ・ソネゴ（イタリア）が同３３位のＤ・エヴァンス（イギリス）を6-3, 6-4のストレートで破り、決勝進出を果たした。

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今大会でソネゴは予選で敗退するもラッキールーザーで本戦入りすると、準々決勝で第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）を破る金星をあげていた。

ソネゴはこの日も好調で、ファーストサービスが入った時に８０パーセントの高い確率でポイントを獲得。マッチポイントではエヴァンスのリターンがネットにかかり、１時間２０分で勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはソネゴのコメントが掲載されており「本当に幸せ。この大会は予選で負けてスタートした。予選で負けてから４試合に勝利するのは簡単ではなく、今は決勝へ進出した」と語った。

昨年６月のアンタルヤ・オープン（トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250）以来、ツアー２勝目を狙うソネゴは決勝で第５シードのＡ・ルブレフ（ロシア）と対戦する。

今季４大会で優勝するなど好調のルブレフは、準決勝で世界ランク１１１位のＫ・アンダーソン（南アフリカ）の途中棄権により決勝へ駒を進めている。

快進撃を見せるソネゴは「自信を持ち、明日はベストを尽くす」と意気込んだ。

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