テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク35位の
錦織圭が第32シードの
D・エヴァンス(イギリス)を1-6, 6-1, 7-6 (7-3), 1-6, 6-4のフルセットで破り、6年連続9度目の初戦突破を果たした。全仏オープンに2011年以来9年ぶりにノーシード(2012年は欠場)で出場している錦織は会見で「シードでないことは厳しい。早い段階でシード選手と対戦してしまう」と語った。
>>錦織vsトラヴァグリア 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<錦織は右ひじの負傷、新型コロナウイルスを乗り越えて、今月のジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)で復帰。BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では復帰後初勝利をあげた。
「僕は1年間プレーしていなかった。まだランキングが30位台なのは幸運。プレーできていることに感謝しているし、ここを楽しんでいる」
「ひじは、ほぼ100パーセントの状態だと思う。でも、この冷たい気候では少しだけ痛む。そこまで悪くはない。手術から時間は経っているし、リハビリもうまくいった。コロナウイルスに関しては、運のいいことに症状もなかった。だから大丈夫だと思っている」
2回戦では、世界ランク74位の
S・トラヴァグリア(イタリア)と対戦する。トラヴァグリアは1回戦で同51位の
P・アンドゥハル(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
その他の日本勢では、世界ランク52位の
西岡良仁は第19シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、同94位の
杉田祐一は第28シードの
C・ルード(ノルウェー)、同95位の
内山靖崇は同87位の
A・バラズ(ハンガリー)と1回戦で顔を合わせる。
今大会の第1シードは
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードは
R・ナダル(スペイン)、第3シードは
D・ティーム(オーストリア)、第4シードはD・メドヴェデフ、第5シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第6シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第7シードは
M・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードは
G・モンフィス(フランス)。
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