男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は10日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第16シードの
J・イズナー(アメリカ)を7-5, 6-3のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
この日、ジョコビッチはイズナーの強烈なサービスに苦戦するも第12ゲームでブレークに成功して第1セットを先取。第2セットはゲームカウント3-0とリードすると、試合を通して1度もブレークチャンスを与えなかったジョコビッチが1時間14分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されており「イズナーのサービスをリターンするのは、いつも大きな挑戦。彼は最高のビッグサーバーで、テニス選手の中で最も背の高い選手の1人。もちろん、あの身長は大きな武器でアドバンテージになる」と語っている。
「第1セットの終盤と第2セットの序盤は彼のサービスを読んで、いいポジションでリターンをすることができた。5ゲームを連取することができたし、各セットでブレークできた。僕はサービスキープを続けられた。最近の試合でのベストなサービスゲームを行えた1つだったと思う」
2連覇と5度目の優勝を狙うジョコビッチは、準々決勝で第6シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは3回戦で世界ランク34位の
H・ホルカシュ(ポーランド)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日の3回戦では第2シードの
R・フェデラー(スイス)、第3シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)、第4シードの
D・ティーム(オーストリア)、第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)らが8強へ駒を進めた。
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