テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は16日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク69位の
西岡良仁は同11位で第10シードの
K・カチャノフ(ロシア)に3-6, 3-6, 3-6のストレートで敗れ、四大大会初の3回戦進出とはならなかった。
>>錦織vsカルロビッチ 1ポイント速報<<>>錦織ら全豪OP対戦表<<2時間2分で力尽きた西岡は、試合後の会見で「あまり調子がよくなかった。前(1回戦)の19番コートよりコートが速く、フォアでつまる感じがあった。なので、ダウンザラインの展開がしにくかった」と振り返った。
昨年のパリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)を制したカチャノフについては、バックハンドが想像以上に安定していたと明かした。
「欲しい時に取りきれなかった。デュースにはいくけど、1本が取れない」
西岡は「(5月の)全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)までにランキングを上げるしかない」と口にし、現在は体作りに重点を置いていると述べた。
「グランドスラムで上にいくには、あと2・3年かかると思っています。テニスをほとんどせず、トレーニングばかりしている。体作りの部分を重要視しています。ベースがしっかりしてくれば、試合をやり続けていけると思います」
一方、勝利したカチャノフは3回戦で、第22シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と世界ランク37位の
J・ミルマン(オーストラリア)の勝者と対戦する。
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