男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は29日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク63位の
S・チチパス(ギリシャ)を6-2, 6-1のストレートで下して3連覇と11度目の優勝を果たし、キャリア通算77勝目をあげた。
>>杉田らBMWオープン対戦表<<>>杉田vsマデン 1ポイント速報<<決勝戦の序盤は小雨が降るも、第1セットの第4ゲームから日差しが降り注いだ。地元の声援を受ける王者ナダルは第2ゲームから5ゲームを連取すると19歳のチチパスから主導権を握り、セットカウント1-0とリードを奪った。
第2セットに入ってもナダルの勢いは止まらず、第1ゲームでブレークに成功。その後も鉄壁の守備でチチパスからミスを誘い出し、危なげなく勝利した。
31歳のナダルは昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)からクレーコートで負けておらず、この日の勝利でクレーコートでの連続獲得セット数を46、連勝記録を19へ更新した。
前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では決勝で
錦織圭を下して大会史上最多11度目の優勝を飾っていた。
一方、チチパスはツアー初優勝を世界ランク1位のナダルに阻まれた。今大会は第3シードの
D・ティーム(オーストリア)、第5シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、第7シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第10シードの
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)らシード勢を次々と破る快進撃で、ギリシャ人では1973年以来45年ぶりのツアー決勝進出を果たしていた。
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