ナダル約1年半ぶりデ杯復帰

男子テニスの国別対抗戦デビスカップは２７日、公式サイトでワールドグループ準々決勝のメンバーを発表し、スペイン代表に世界ランク２位のＲ・ナダル（スペイン）が選出された。

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ナダルの他にスペイン代表に選ばれたのは、世界ランク１５位のＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）、同１９位のＰ・カレノ=ブスタ（スペイン）、同３２位のＦ・ロペス（スペイン）、同３５位のＤ・フェレール（スペイン）の５選手。

ナダルがデビスカップを戦うのは、Ｍ・ロペス（スペイン）とペアを組んでダブルスに出場した２０１６年９月のデビスカップ入れ替え戦（プレーオフ）スペインvsインド以来約１年半ぶりとなる。

世界ランク２位のナダルは、昨年の最終戦 Nitto ATPファイナルズ（イギリス/ロンドン、室内ハード）初戦で敗れ、膝の負傷を理由に棄権。今年１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で復帰したが、シングルス準々決勝で途中棄権した。

その後、２月のアビエルト・メキシコ・テルセル（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）での復帰を予定していたが、試合前に棄権。３月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）とマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）を欠場し、再びツアーを離れていた。

スペインはワールドグループ準々決勝でドイツと対戦する。ドイツの代表メンバーは世界ランク５位のＡ・ズベレフ（ドイツ）、同３１位のＰ・コールシュライバー（ドイツ）、同５６位のＪ・シュトルフ（ドイツ）、同７３位のＭ・マーテラー（ドイツ）、同３０４位のＴ・ポイツ（ドイツ）の５選手。

デビスカップは、初日に各国１位の選手と２位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。２日目にダブルス１試合、最終日は両国１位と２位同士のシングルス２試合の合計５試合が行われ、３勝した国が勝利となる。

昨年のデビスカップワールドグループ決勝は、フランスがベルギーを下し、２００１年以来１６年ぶり１０度目の優勝を飾った。

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