女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)は18日、シングルス決勝が行われ、世界ランク44位の
大坂なおみが第20シードのD・カサキナを6-3, 6-2のストレートで破り、悲願のツアー初優勝を果たした。四大大会に次ぐグレードの「WTAプレミア・マンダトリー」で日本勢女子の優勝は史上初の快挙。
>>フェデラーvsデルポ 1ポイント速報<<20歳同士の新世代対決となった決勝戦、大坂は第1ゲームでブレークされたが、直後の第2ゲームでブレークバックに成功。その後は強打で押し切り、第7ゲームから3ゲームを連取して第1セットを先取。
第2セットも流れは大坂に傾き、第1ゲームでブレークすると第5ゲームもカサキナのサービスゲームを破り、日本勢女子で11人目のツアー優勝者となった。
また、BNPパリバ・オープンでノーシードからの優勝は1999年の
S・ウィリアムズ(アメリカ)、2005年の
K・クレイステルス(ベルギー)以来13年ぶり史上3人目。
大坂のツアー決勝進出は2度目で、2016年の東レ パン パシフィック オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード、WTAプレミア)決勝では元世界ランク1位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)に敗れた。
今大会、大坂は1回戦で元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)、2回戦で第31シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、3回戦で世界ランク100位の
S・ヴィケリー(アメリカ)、4回戦で同58位の
M・サッカリ(ギリシャ)、準々決勝で第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、準決勝で第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を下し、決勝へ進出していた。
一方、敗れたカサキナは昨年4月のボルボ・カー・オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTAプレミア)以来2度目のツアー優勝とはならなかった。
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