女子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県豊田市、カーペット)は16日、シングルス2回戦が行われ、
加治遥が予選勝者の
藤原里華を7-6 (7-1), 6-2のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
この試合、9度のブレークチャンスから4度のブレークに成功した加治が1時間31分で勝利をおさめた。
準々決勝では、第1シードの
M・ブザルネスク(ルーマニア)と対戦する。ブザルネスクは、2回戦で
澤柳璃子をストレートで下しての勝ち上がり。
23歳の加治は、昨年の全日本学生室内テニス選手権大会(大阪/江坂テニスセンター、屋内ハード)で2連覇を達成し、園田学園女子大学卒業後にプロへ転向。今年は8月の第29回ユニバーシアード競技大会出場を果たした。
同日には、第6シードで今年の三菱全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)覇者である
今西美晴と第8シードの
波形純理がベスト8に進出したが、
瀬間詠里花、
清水綾乃、ワイルドカードで出場の
小堀桃子は2回戦敗退となった。
第6シードの今西美晴
また、ダブルスでは第1シードの波形/
K・リキナ(ロシア)組、藤原/ 清水組、ワイルドカードで出場の
西本恵/
吉冨愛子組がベスト4入りを決めた。
ダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジは今年で10周年を迎え、2017年が最後の開催となる。
写真撮影:大澤泰紀
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