国際テニス連盟のITFは23日、世界ランク50位の
D・エヴァンス(英国)からコカインの陽性反応が出たとし、アンチ・ドーピング規則違反で6月26日から暫定的な停止処分を下すと公式サイトで明かした。
公式サイトによると、今年4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)の参加に伴い、エヴァンスはアンチ・ドーピング・プログラム(TADP)にサンプルを提供。
そのサンプルを分析したところ、コカインとその代謝物が含まれていることが判明した。コカインは、2017年世界アンチ・ドーピング機関(WADA)禁止リストで禁止されている非特定物質である。
また、エヴァンスはサンプルからコカインが発見されたことを受け入れたと綴っている。
過去に、
R・ガスケ(フランス)も同じコカインの陽性反応によって出場停止処分を下されていた。この時は当初2年間の停止処分だったが、ガスケがコカインを摂取した原因がナイトクラブでその日に出会った女性とキスしたためと申し立て、期間が軽減されていた。
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