男子テニスの下部大会であるAEGON・サービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、ATPチャレンジャー)は10日、シングルス準決勝が行われ、第6シードの
杉田祐一が第8シードの
M・コピル(ルーマニア)を7-5, 6-4のストレートで下し、今季3勝目に王手をかけた。
>>ワウリンカvsナダル 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、ファーストサービスが入った時に83パーセントの確率でポイントを獲得した杉田は、1度もブレークを許さず、自身はコピルのサービスゲームを2度破って1時間10分で勝利した。
決勝では、第7シードの
J・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。
トンプソンは準決勝で第5シードの
D・ブラウン(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。
世界ランク78位の杉田は今季、2月の慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017(日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)と3月のピンシャン・オープン(中国/深セン、ハード、ATP チャレンジャー)でタイトルを獲得。
4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)には、ラッキールーザーで本戦に出場。
R・ガスケ(フランス)、
P・カレノ=ブスタ(スペイン)らシード勢を下してATP500で初のベスト8進出を果たす快進撃を見せ、大会後の世界ランキングで自己最高の73位を記録した。
現在開催中の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では、グランドスラム初の本戦ストレートインを果たしたが、1回戦で第25シードの
S・ジョンソン(アメリカ)にフルセットで敗れて四大大会初勝利とはならなかった。
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