テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク77位の
M・グラノジェルス(スペイン)を6-3, 6-4, 6-2のストレートで下し、13年連続の初戦突破を果たした。
>>錦織vsコキナキス1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この試合、第1ゲームでいきなりブレークに成功したジョコビッチは、その後3度のブレークを奪い第1セットを先取する。続く第2セットでは、フラストレーションのたまった仕草を見せたが、9度目のセットポイントをものにし、セットカウント2-0に。
その後、第3セットは世界ランク2位のジョコビッチが引き離し、勝利を手にした。
2回戦では、世界ランキング59位の
J・ソウサ(ポルトガル)と同58位の
J・ティプサレビッチ(セルビア)の勝者と対戦する。
30歳のジョコビッチは、昨年の全仏オープンで念願の初優勝を飾り、史上8人目となる生涯グランドスラムを達成した。
今季は、シーズン開幕戦であるカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード)での優勝以降、タイトル獲得には至っていない。全仏オープンの前哨戦であるBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では決勝に進出するも、
A・ズベレフ(ドイツ)に敗れて準優勝に終わった。
5月5日に長年自身をサポートしてくれたコーチらチームメンバーとの契約を終了。元世界ランク1位の
A・アガシ(アメリカ)をコーチに迎え、心機一転で今大会に挑んでいる。
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