男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は10日、世界ランク30位の
D・フェレール(スペイン)と第10シードの
JW・ツォンガ(フランス)のシングルス2回戦が行われる予定だったが、ツォンガが棄権。この結果、第6シードの
錦織圭は3回戦で元世界ランク3位のフェレールと対戦することが決まった。
>>錦織vsフェレール 1ポイント速報<<>>錦織らマドリッドOP対戦表<<両者は今回が13度目の対戦で、錦織の8勝4敗。直近は2015年のムチュア・マドリッド・オープン準々決勝で、その時は錦織がストレートで勝利している。
35歳のフェレールは、今年出場した8大会のうち5大会で初戦敗退を喫すなど不調が続いている。
一方の錦織は、4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に出場予定だったが、右手首の負傷で大会前に棄権した。今大会がマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以来 約1カ月半ぶりの実戦。
同日の2回戦で錦織は、世界ランク40位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を1-6, 6-0, 6-4の逆転で下して5年連続の3回戦進出を果たし、右手首の怪我からの復帰戦を白星で飾った。
今大会、シード勢が順当に勝ち進むと、準々決勝で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、準決勝で第4シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する組み合わせ。
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