女子テニスのクラロ・オープン・コルサニタス(コロンビア/ボゴタ、クレー、WTAインターナショナル)は14日、シングルス準決勝が行われ、36歳で元世界ランク4位の
F・スキアボーネ(イタリア)が第3シードの
J・ラーソン(スウェーデン)を7-5, 6-4のストレートで下し、大会初優勝へ王手をかけた。
この日、スキアボーネはトータルで5度のブレークに成功し、1時間44分で勝利した。
決勝では、第4シードの
L・アルアバレナ(スペイン)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。
世界ランク168位のスキアボーネは、今大会にワイルドカードで出場。1回戦で第6シードの
PM・ティグ(ルーマニア)、2回戦で
D・ヤクポビッチ(スロベニア)、準々決勝で第1シードの
K・ベルテンス(オランダ)を破り準決勝へ駒を進めていた。
ここまでキャリア通算7度のタイトルを獲得している36歳のスキアボーネは、2010年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初のタイトルを獲得し、続く2011年も準優勝を飾った。
2015年には
伊達公子とダブルスを組み、全仏オープンとウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に出場。いずれも初戦突破を果たした。
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