男子テニスの3日付ATP世界ランキングが発表され、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で
錦織圭を破って大会初のベスト4進出を果たしたF・フォニュイーニは前回から350ポイント加算され、40位から12上げて28位に浮上した。
>>マイアミOP対戦表<<ノーシードで出場した前週のマイアミ・オープンでは、1回戦で
R・ハリソン(アメリカ)、2回戦で第30シードの
J・ソウサ(ポルトガル)、3回戦でJ・シャーディ、4回戦で
D・ヤング(アメリカ)、準々決勝で第2シードの錦織を破る快進撃で大会初のベスト4進出を果たした。マスターズで4強入りしたのは2013年のモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)以来2度目。
29歳のフォニュイーニは、これまでツアー4大会でタイトルを獲得。2015年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ダブルスでは、
S・ボレッリ(イタリア)とペアを組んで優勝し、2014年には世界ランクで自己最高の13位まで上り詰めた。
ストロークに定評があるフォニュイーニだが、気性が荒いことでも知られており、マイアミ・オープンの2回戦ではソウサと試合後に口論。シャーディとの3回戦ではコートの後ろに設置されている音声マイクを蹴り、ラケットを地面に叩きつけるなど感情的になる場面が見られた。
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