男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第15シードの
N・キリオス(オーストラリア)が第18シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下し、大会初のベスト16進出を果たした。
>>BNPパリバ対戦表<<第1セット、キリオスはズベレフに1度もブレークチャンスを与えず、自身は2度のブレークに成功してこのセットを先取。
続く第2セットも激しいストローク戦となったが、キリオスはロブやドロップショットなど多彩な攻撃で主導権を握ってズベレフのサービスゲームを破り、1時間13分で勝利した。
準々決勝では、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。両者は今回が2度目の対戦でキリオスの1勝。直近のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、 ハード、ATP500)準々決勝では7-6 (11-9), 7-5のストレートでキリオスが勝利した。
世界ランク16位のキリオスはBNPパリバ・オープンに3年連続の出場。昨年は初戦の2回戦でA・ラモス=ヴィノラスにストレートで敗れた。
昨年は、10月の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)2回戦でやる気のないプレーを見せて、25,000ドル(約260万円)の罰金と出場停止処分とを科されてシーズンを終了。
復帰戦となった全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2回戦で敗れたが、アビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、 ハード、ATP500)とオープン13・マルセイユ(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)ベスト4進出を果たした。
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