男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017(日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)は28日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカードで出場の
綿貫陽介は第7シードの
Z・ザン(中国)に3-6, 0-6のストレートで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
この試合、綿貫は第1セットの第2ゲームでミスを重ねてブレークを許すが、第5ゲームでブレークバックする。その後は両者ブレークが続いたが、第9ゲームでサービスキープされ、このセットを落とす。第2セットでは1ゲームも奪うことができず、56分で敗れた。
勝利したザン
18歳の綿貫は強烈なサービスとフォアハンドを武器に、昨年の全日本選手権で史上2人目の10代での優勝を果たした。また、フューチャーズ大会では2度優勝するなどの活躍を見せ、1年で世界ランキングを1,000位以上上げるなど、日本の若手選手として期待されている。
勝利したザンは2回戦で、
B・カブチッチ(スロベニア)と
M・マトセビッチ(オーストラリア)の勝者と対戦する。
その他の日本勢は、前週の京都チャレンジャーでタイトルを獲得した
内山靖崇、
伊藤竜馬、予選勝者の
仁木拓人、ワイルドカードで出場の
上杉海斗、
志賀正人が28日のシングルス1回戦に登場する。
2015年の慶應チャレンジャーは、
ダニエル太郎が
添田豪を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、大会初優勝を飾った。
また、慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017は、今回より新たに女子ITF25,000ドルの大会も開催される。女子本戦は2017年3月6日(月)-12日(日)にかけて行われる予定。
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