男子テニスで元世界ランク10位の
K・アンダーソン(南アフリカ)は9日、自身の公式ツイッターを更新し、16日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場すると発表した。
「残念ながら、今年の全豪オープンを欠場するというとても厳しい決断を下した。毎年行われるシーズンの中でも、とても好きな大会の1つに出場できないのはとても悲しいこと」と悔やんだ。
30歳のアンダーソンは、現在世界ランク68位。2015年にはプロ転向後、自己最高の世界ランク10位を記録した。同年のウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、 ATP250)での優勝を最後に、近年はツアー優勝から遠ざかっている。
過去の全豪オープンでは2013・2014・2015年にベスト16進出。昨年は1回戦で
R・ラム(アメリカ)と対戦したが、途中リタイアとなった。
最後に「昨年負ってしまった怪我からは未だ回復途中だが、状態はかなり良くなっているから、きっとすぐに競技へ復帰できるだろう。全ての選手やファンの方々がオーストラリアでテニスを楽しめることを願っている。応援ありがとう」と締めくくった。
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