今年、中央大学テニス部は1年生の望月勇希と3年生の大和田秀俊を軸に、飛躍を遂げた。
多摩モノレールの中央大学・明星大学駅から約10分ほど歩くと、中央大学テニス部のテニスコートに辿り着く。そこでは監督の北澤竜一氏、コーチの
月村隼人氏、主将の玉城翔平を中心に、日々練習を行っている。
玉城は「慶應にリーグ戦で勝ちましたが、昨年と変らず5位でした。何かを大きく変えなければいけないと感じていたので、練習メニューなどを工夫しました。選手1人1人が勝ちたいと意欲を上げるためにも、主将として練習試合を増やしました」と2016年を振り返った。
【3年生 玉城翔平】続けて「個性が強いチームなので、それをまとめるのも大変でした。僕が2年の時は仕切る側ではなかったのでわかりませんでした。まとめるためにも、1人1人にやりたい練習内容を聞いて、みんなに意味がある練習を取り入れるようにしています」と主将としての責任感を感じた今シーズンを語り、「王座に出場したいので、それに向けて頑張りたいと思います」と2017年に向けて意気込んだ。
また、以下3選手もインタビューに応じてくれた。
【2年生 田中凛】Q. 今年はどんなシーズンでしたか?
インカレ出場という目標が達成出来なかったので悔しいですが、リーグでは昨年よりも勝つことが出来たので良かったです。団体戦に対しての気持ちが1年生の頃より強くなっていると思います。
Q. 来年の抱負は?
インカレで単複(ベスト)16に入りたいです。
【2年生 斎藤和哉】Q. 今年はどんなシーズンでしたか?
今年はインカレで1回戦負けなど、昨年より成績は下回ってしまいました。来年は3年なので、インカレで(ベスト)32以上などの成績を残したいです。
【1年生 杉山】Q. 今年はどんなシーズンでしたか?
リーグ戦で春関と夏関で結果を残すことは出来ませんでしたが、同じ1年生に強い選手がいるので、普段の練習からモチベーションを高く持つことが出来ています。
Q. 来年の抱負は?
まだ1年生で時間はあるので、僕くらいの実力の選手が結果を残していけば上の方たちにも良い影響を与えられると思います。
授業があると各自で練習を始めますが、そういう時に自分から練習する時間を作れば上達すると思います。自分から積極的に取り組まなければいけないと感じます。
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