テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、車いすテニスの女子ダブルス決勝戦が行われ、第1シードの
上地結衣/ J・ ワイリー(英国)組が第2シードのJ・グリフォン(オランダ)/ A・ファン=クート(オランダ)組を6-2, 6-2のストレートで下し、3連覇を達成した。
>>マレーvsラオニチ1ポイント速報<<上地は2014年、ワイリーとのペアで女子車いすテニス史上3組目となる年間グランドスラムを達成。昨年も四大大会全てで決勝に進出し、全豪オープンとウィンブルドンでタイトルを獲得した。
今年は、全豪オープンでM・ブイス(オランダ)とのペアで3連覇達成、全仏オープンではワイリーと2年ぶりの優勝を飾った。
今大会から初開催された車いすシングルスでは第2シードで出場するも、初戦でファン=クートに逆転で敗れ、初代女王を逃した。
男子の
国枝慎吾は右肘が万全ではないため欠場。
同日の男子車いすテニスの男子シングルス決勝では、
G・リード(英国)がS・オルソン(スウェーデン)をストレートで下し、初代王者となった。男子ダブルスでもA・ヒュエット(英国)とのペアで優勝を果たしており、単複制覇を達成。
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