テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会8日目の29日、男子シングルス4回戦が行われ、昨年覇者で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第22シードの
V・トロイキ(セルビア)を7-6 (7-5), 6-7 (7-9), 6-3, 6-2で下し、2年連続のベスト8進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、第1・第2セットは両者譲らず、タイブレークを分け合う緊迫した展開に。しかし、第3セットの中盤から徐々に攻撃のペースをあげたワウリンカが主導権を握るようになり、2セットを連取して勝利した。
準々決勝では、世界ランク55位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。ラモス=ヴィノラスは4回戦で、第8シードのM・ラオニチをストレートで下しての勝ち上がり。
ワウリンカは昨年の全仏オープン決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破り、2014年の全豪オープンに続くグランドスラム2度目の優勝を飾った。同時に、ジョコビッチの生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)を阻んだ。
今シーズンはここまでツアー3勝。前哨戦のジュネーヴ・オープンでは決勝で
M・チリッチ(クロアチア)を下して優勝。弾みをつけて全仏オープンへ挑んでいる。
今大会は1回戦で
L・ロソル(チェコ共和国)に大苦戦するも、その後は2回戦で
ダニエル太郎、3回戦でJ・シャーディをストレートで下した。
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