テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス3回戦が行われ、第11シードの
D・フェレール(スペイン)が第21シードの
F・ロペス(スペイン)との同胞対決を6-4, 7-6 (8-6), 6-1のストレートで下し、ベスト16進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<第3セットの途中で雨天中断を挟んだこの試合、フェレールは集中力を切らさずに攻め続け、再開後4ゲーム連取で一気に勝負を決めた。
4回戦では、第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と第25シードの
P・クエバス(ウルグアイ)の勝者と対戦する。
今シーズン、フェレールは開幕戦のカタール・オープンで初戦敗退を喫するも、全豪オープンでベスト8進出、続くアルゼンチン・オープンでは4強入りを果たした。
しかし、その後のクレーコートシーズンでは疲労や怪我によって大会を欠場するなど思うような結果を残せず、5月16日付の世界ランキングでは約5年7カ月ぶりのトップ10転落となった。
全仏オープンでは2013年に決勝進出を果たしており、その時は
R・ナダル(スペイン)に敗れるも準優勝。昨年は準々決勝で
A・マレー(英国)に屈してベスト8だった。
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