男子テニスツアーのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が初戦敗退の波乱に見舞われた。さらに第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と第9シードの
R・ガスケ(フランス)も2回戦で姿を消し、シード勢で明暗が分かれる1日となった。
>>モンテカルロ・マスターズ対戦表<<この日、ジョコビッチはミスを連発し、世界ランク55位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)に4-6, 6-2, 4-6のフルセットで敗れた。試合時間は2時間6分だった。
ベルディヒは世界ランク99位の
D・ズムル(ボスニア)に4-6, 7-6 (7-1), 3-6のフルセットで敗れ、逆転勝利とはならなかった。
昨年のモンテカルロ・マスターズはジョコビッチとベルディヒが決勝へ進出していたが、今年は昨年のファイナリストが番狂わせに見舞われて早期で姿を消した。
また、ガスケは22歳の
L・プイユ(フランス)に6-4, 5-7, 1-6の逆転負け。1回戦では元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)に快勝して2回戦へ駒を進めたが、この日は2時間14分で同胞のプイユに屈した。
世界ランク82位のプイユは、今年のマイアミ・オープン男子で
D・フェレール(スペイン)を破る活躍を見せている。
その他のシード勢では第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードの
R・ナダル(スペイン)、第10シードのM・ラオニチらが3回戦へ駒を進めた。
予選を勝ち抜いてマスターズ初の本戦入りを果たした
ダニエル太郎は、2回戦で第12シードの
D・ティエム(オーストリア)に6-4, 2-6, 0-6の逆転で敗退した。
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