- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

アザレンカV「ピザ食べたい」

女子テニスのマイアミ・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミアマンダトリー)は2日、シングルス決勝戦が行われ、第13シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が第15シードのS・クズネツォワ(ロシア)を6-3, 6-2のストレートで下し、2大会連続優勝を果たした。

2度のグランドスラム優勝を持つ元世界ランク1位のアザレンカは怪我からの復活を遂げ、前週のBNPパリバ・オープン女子決勝で世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)を下してタイトルを獲得し、トップ10へ返り咲いていた。

そして、この日の勝利で準グランドスラムと呼ばれるBNPパリバ・オープン女子とマイアミ・オープン女子の2大会連続優勝を飾った3人目の選手となった。1994年と1996年にはS・グラフ(ドイツ)、2005年にはK・クレイステルス(ベルギー)が達成している。

「そんな素晴らしいチャンピオンと肩を並べられたことは本当に光栄。この優勝は、もっと激しい練習を続けようとする刺激となり、更なるモチベーションへつながる。それくらい最高の気持ち。」とアザレンカは優勝セレモニーで喜びを話した。

今大会でアザレンカは1セットも落とさない圧倒的な強さを見せ、2011年以来のタイトルを獲得した。

足の怪我のために2014年にはトップ30からも脱落していたが、今回の優勝で週明けに発表される最新の世界ランキングではトップ5への返り咲く。

準優勝者のスピーチでクズネツォワは中南米のファンへスペイン語でスピーチし、会場を沸かせる一幕もあった。

「ヴィクトリア(アザレンカ)へ、今年ここまでの素晴らしい成績と、この4週間の功績を祝福したい。」と英語でアザレンカを称賛した。

これでアザレンカは、今季の成績を22勝1敗とした。唯一の敗戦は、全豪オープンの準々決勝でA・ケルバー(ドイツ)に敗退。しかし今大会の準決勝では、そのケルバーを下しリベンジを果たしていた。

クズネツォワは、今大会8度の優勝を誇るセリーナを4回戦で下す金星を飾り、その後も好調を維持して決勝戦へと勝ち進んでいた。しかし、この日は暑さのためかミスが目立ち、アザレンカに屈した。

「最高のプレーは出来なかった。お互い疲労がたまっていたけど、やれることは全てやったつもり。」とクズネツォワは、ベストを尽くしたことを明かした。

31度まで上昇したこの日の気温の中での試合は、最初の9ゲーム中8ゲームがブレーク合戦となるなど、両者サービスに苦しむ展開だった。アザレンカはイライラからボールを蹴飛ばしたり、観客席へ叩き込んだりしてしまい、主審から警告をとられるほどだった。

「本当に最悪のコンディションだった。ボールが飛んでいってしまった。」とアザレンカは苦しい状況だったことを語った。

第1セットでは、アザレンカが1ゲームだけサービスをキープし、このセットの先取。すると徐々に流れはアザレンカへ傾き、クズネツォワは疲労の色が隠せなくなっていた。最後のゲームでは頭上に上がったボールをスマッシュするも、ネットへかけてしまうほどだった。

クズネツォワは第1セットで1ゲームもサービスをキープ出来ず、第2セットでも4ゲーム中2ゲームしかキープ出来なかった。そして、試合を通して放ったウィナーもクズネツォワの8本に対してアザレンカは23本だった。

セリーナは昨年の8月から優勝を飾れていないが、それでも要注意選手だとクズネツォワは語る。

「今後、セリーナがどんなプレーをしてくるか、注意する必要がある」

そんなセリーナに対して、世界ランク1位の座を争うバトルは、ハードコートからクレーコートへと移る。それはアザレンカがあまり得意としていないサーフェスでもある。アザレンカは、これまで9度出場した全仏オープンで一度も決勝へ勝ち進めていない。

アザレンカは「今の自分のテニスは本当に良いもので、クレーコートにも有効だと感じている。スライドフットワークに磨きをかけて、もうちょっと練習が必要だと思っているけど、クレーコートでの戦いにも楽しみにしている。」と話した。

それでも今は、この優勝のお祝いをしたいと語り「これからピザを食べるつもり。」とプライベートな一面も覗かせた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・アザレンカ 2大会連続V達成
・アザレンカ、セリーナ破りV
・元女王アザレンカ 怪我再発か
(2016年4月3日14時42分)

その他のニュース

2月23日

驚異 22戦全勝・42セット連取・V4 (16時07分)

悲願の地元ペアV!ファン大熱狂 (15時04分)

日比野菜緒 世界190位にストレート負け (14時04分)

躍進の世界60位 今季2度目の決勝へ (12時06分)

内山靖崇と綿貫陽介、予選敗退続く (11時05分)

世界31位 逆転勝ちで2連覇王手 (10時04分)

熱戦制しツアー17度目V「最高」 (8時43分)

史上最年少でWTA1000制覇 (7時30分)

2月22日

元サッカー代表、テニスでも代表選出 (15時17分)

快勝で4強、連覇まであと2勝 (13時52分)

逆転勝ちで決勝進出「調子良い」 (11時58分)

世界86位がズべレフ撃破の金星 (10時58分)

ズベレフ 世界86位にまさかの逆転負け (9時56分)

激闘制しツアー17度目V王手 (9時09分)

17歳 史上最年少でWTA1000決勝進出 (7時47分)

2月21日

史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝 (18時56分)

メドベージェフ 食中毒で途中棄権 (17時20分)

世界7位ルバキナ 5年ぶりの4強入り (16時00分)

全豪での怪我乗り越え 初の4強 (15時22分)

8度目のマッチポイント取り切り4強 (13時26分)

レーバー杯 今年の顔ぶれが徐々に決定 (11時37分)

ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」 (10時13分)

敗退「どうすればよかったのか分からない」 (8時14分)

アルカラス下し4強「最高の気分」 (7時27分)

2月20日

17歳が世界2位撃破、初の4強 (21時56分)

ズべレフ8強「持ち直せた」 (20時00分)

世界1位の有本尚紀と佐藤政大が2連覇 (19時07分)

世界2位シフィオンテク 8強入り (17時42分)

世界1位 ストレート負けで3回戦敗退 (16時30分)

ジョコ破った世界35位 激闘制し8強 (15時56分)

ストーカーにパニック「つらい経験」 (14時04分)

アルカラス 猛攻退け8強入り (13時14分)

44歳ヴィーナス、18歳新星らにWC (11時00分)

マイアミOP 大坂・内島ら出場選手一覧 (10時28分)

マイアミOP 西岡・錦織ら出場選手一覧 (8時26分)

ベルダスコ引退 ジョコと最後まで笑顔 (7時30分)

【動画】ルブレフ 17度目のツアー制覇!優勝の瞬間、両手突き上げる! (0時00分)

【動画】17歳アンドレーワ 史上最年少でWTA1000制覇!優勝の瞬間、誇らしげな表情 (0時00分)

【動画】世界2位ズベレフ撃破の金星!世界86位コメサナ 勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!