男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/ マイアミ、ハード)は1日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第15シードの
D・ゴファン(ベルギー)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下した。この結果、第6シードの
錦織圭(日本)が準決勝で第24シードの
N・キリオス(オーストラリア)を破った場合、決勝で世界ランク1位のジョコビッチと対戦する。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<錦織とジョコビッチが対戦する場合は9度目で、過去は錦織から2勝6敗。直近は今年の全豪オープン準々決勝で、その時は錦織が完敗した。2014年の全米オープン準決勝で勝利して以来、ジョコビッチに5連敗している。
ジョコビッチは、前週のBNPパリバ・オープン決勝で
M・ラオニチ(カナダ)を下し、マスターズ歴代最多優勝を誇る
R・ナダル(スペイン)に並ぶ通算27勝目をあげた。今大会で優勝すると、28度目のタイトル獲得で最多記録更新、更に大会3連覇と6度目のタイトル獲得となる。
今季で既に3勝をあげているジョコビッチは、グランドスラムの次にグレードの高い今大会を全てストレートで勝ち進んでいる。
一方、錦織は同日の準決勝で第24シードのキリオスと対戦する。両者の試合は、日本時間2日の朝8時(現地1日の19時)に開始予定。
今季の目標にマスターズ初優勝を掲げている錦織にとって、トップ5シード勢のうち4選手が早期敗退を喫した今大会は最大のチャンスである。
■関連ニュース■
・ジョコ 錦織は「過去最高」・錦織4強「ほぼ諦めていた」・錦織 初Vの壁は王者ジョコか