男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は15日、シングルス3回戦が行われ、第5シードの
錦織圭(日本)が第30シードの
S・ジョンソン(アメリカ)を7-6 (8-6), 7-6 (7-5)のストレートで下して2年連続のベスト16進出を果たし、マスターズ初優勝へ一歩前進した。
>>BNPパリバ・オープン対戦表<<この試合、錦織はジョンソンの強烈なフォアハンドとバックハンドスライスの緩急あるテニスに押され、第1セット序盤ではゲームカウント0-3とリードを許すも、1時間56分で勝利。試合後、GAORAの中継で錦織は「2セット目は集中して出来たので、良かったです。」と語った。
ジョンソンのスライスについては「低い弾道でくるので、なかなか攻めることが出来ない。チャンスボールを待って、心掛けるようにしました。」と錦織。
また、今大会については「ボールや標高の高さもあり、なかなか思うようにプレー出来ない。そんな中でも彼(ジョンソン)のプレースタイルに合わせながら出来た。」と苦戦を強いられた錦織は世界ランク6位の力を発揮して勝利した。
4回戦では第9シードの
J・イズナー(アメリカ)と
A・マンナリノ(フランス)の勝者と対戦す。
「もうちょっと修正出来るところがある。しっかり直して、次戦に臨みたいと思います。」と意気込みを語った。
上位シード勢が勝ち進むと、錦織は準々決勝で第4シードの
R・ナダル(スペイン)と顔を合わせる組合せ。
昨年のBNPパリバ・オープン男子では4回戦で
F・ロペス(スペイン)にストレートで敗れた。
今シーズンは1月の全豪オープンで2年連続3度目のベスト8進出、2月のメンフィス・オープンでは大会史上初の4連覇を達成している。
また、今大会の模様は、スポーツチャンネルGAORA SPORTSで放送することが決定している。
>>GAORAの番組ホームページ公式サイトはこちら<<(コメントはGAORAから抜粋)
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